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 こうして、日本のトップはじりじりしつつ、和平か抗戦かで再び大きく揺れだした。連合国がカサブランカ会談いらい鉄則としている無条件降伏の重圧からのがれ、ソ連の仲介によって、なんとか話し合いによる和平にもちこもうという天皇と政府の切ない意志。だが、それははかない望みなのか。  そのなかにあって、鈴木首相の日常だけが淡々として変わらなかった。ソ連からの正式の回答がくるまでは、余計な想像や憶測で判断しないのである。首相にあっては、事実だけが重要なのだ。側近のものの眼には、首相はすでに心配や杞憂を通り越しているように映った。どんな事態が襲おうと、すべてを承知しつくして、その上に確たる安心の境地をきずいている。  首相はソ連がどうでるかに不安がないのかと側近に尋ねられたとき、ぼそりとこういった。 「対ソ交渉が思わしくないものとなったら、直接にアメリカに放送を通じて交渉するまでです。陛下をお護りするためには、できることはすべてやります」 [#地付き]●「ただ黙殺するのみである」[#「●「ただ黙殺するのみである」」はゴシック体]  ポツダム宣言が東京の中枢神経を震撼させた運命の日の朝、二十七日午前八時は、その日の暑さを予想させるカラッとした晴天だった。今夜は何事も起こるまいと関係筋が見当をつけたその夜に、電波は巨大な|楔《くさび》を日本の歴史に打ちこんできたのである。多くの関係者は突然のようでもあり、当然来るべきものが来たと感じながら、ポツダム宣言をうけとめた。東郷外相をかこむ外務省の緊急幹部会は、この宣言を受諾したほうがよいという意見でまとまった。  しかし問題はソ連だった。当然ポツダムでソ連政府は日本帝国の問題について何らかの相談をうけたと思われる、しかし、宣言には名を連ねず、直接、関与しなかった。それはソ連がこのまま中立を維持するということであろう。とすれば、現在行われている対ソ交渉をすっぽかして、ポツダム宣言を即時受諾することは好ましくないのではないか。  しばらく様子をみることが、日本にとっては賢明な策であろう、との結論に外務省幹部は達した。  これだけの討議と検討を経た上で、東郷外相は午前十一時に参内し、天皇に報告した。ポツダム宣言の仮翻訳をうやうやしく提出すると、東郷は低い、ふるえ声で説明した。ソ連首相の署名のないこと、国体あるいは天皇の地位については不明瞭のまま残されていること、しかし無条件降伏という言葉が軍に対してのみ用いられていること。  重い沈黙が流れた。やがて天皇がいった。 「ともかく、これで戦争をやめる見通しがついたわけだね。それだけでもよしとしなければならないと思う。いろいろ議論の余地もあろうが、原則として受諾するほかはあるまいのではないか。受諾しないとすれば戦争を継続することになる。これ以上、国民を苦しめるわけにはいかない」 「陛下……」  外相は絶句して上体を起こした。天皇は泰然としていった。 「近衛にソ連へ行ってもらわなくとも、直接に連合国側と交渉できるということは、何かにつけていいのではないか。この際は、戦争終結に力をいたしてもらいたいと思う」  東郷外相は心からホッとした。だが、対ソ交渉の継続中という外交努力が、外相の心を動かしていた。 「しかし、目下、ソビエト政府と調停依頼のことについて鋭意交渉中でございますので、これが成功いたすならば、ソ連を介してポツダム宣言の条件もより有利になるよう交渉できるかと思われます。従いまして、事を急いで諾否の回答を与えず、ソ連側の回答を待ってわが国の態度を決すべきが良策かと存じております」と東郷はいった。  午後一時半、定例の閣議がひらかれた。鈴木首相は、東郷外相の報告に耳をじっと傾け、天皇の意思を知り、そして外相の意見にあっさり賛成した。とにかくソ連に仲介を申し込んでいるのだから、ソ連からの正式回答があってから宣言に返事をしても遅くはないであろう、この際は一応事態の推移を見守ろうということになった。
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